1: 名無しさん@涙目です。(東京都) [ニダ] 2019/04/29(月) 13:08:12.04 ID:XEoJvxIo0● BE:373518844-PLT(15931)
(略)
先日、優秀な「文系博士」の自殺を報じた朝日新聞の記事が大きな反響を呼んだ。
(略)
本件の場合、自殺の原因は人間関係の破綻であった可能性もあるが、女性が長期間にわたって苦しい生活を
続けていたことには違いない。昨年には、大学院を退学した男性が研究室で焼身自殺するという事件もあった。
当サイトの読者の男性も、上記の事例とやや似た境遇にある。大学院で文系(社会科学系)の博士号を取得後、
日本学術振興会の特別研究員に採用された。
(略)
採用期間中は高額の奨励金を得て、充実した研究生活を過ごすことができた。しかし、採用期間が終わると、
生活はたちまち一変した。
現在は母校で「研究員」という肩書だ。「研究員といっても、無給です。アカデミック・キャリア(研究者としての
経歴)が途切れないように、教授のご厚意で、このような形になっています」。主たる収入は他大学の非常勤講師と、
予備校の教師の仕事だ。だが、「非常勤講師の給与はお世辞にもいいとは言えません」。
(略)
研究者としての能力を活かせる就職先は限られている。常勤職が見つからず、不安定な生活を送る人も多い。情報提供者の
友人も博士号を取得後に研究関連の常勤職が見つからず、母校で事務のパート職員の仕事をしている。仕事の内容や待遇も、
他の職員と同じだ。
「学振(日本学術振興会の略称)の研究員の期間が終わって次の常勤職が見つからなかった時、絶望しました」。
特別研究員の任期が終わると、日本学術振興会から採用期間後の進路のアンケートが届いたそうだ。
それを見て、「たくさんのお金をいただいたのに職を得られなかったことへの申し訳なさと悔しさで、涙が出ました」。
とはいえ、研究職をまだ諦めることができない。50歳近くなって、ようやく専任の職を得た先輩もいる。
一方、「日本では『グローバル化の推進』といって海外から研究者を高条件でどんどん受け入れています。
外国人には金をどっさり配って、自分の国の若手研究者には冷たく厳しい。この国って、やっぱりおかしくないですか」と嘆く。
(略)
記事全文とそのほかの画像一覧 https://tanteifile.com/archives/13611
【【文系博士】「就職先がない、常勤職の雇用期間が終わって絶望」 職を失いパートの事務職員になる人も 】の続きを読む
先日、優秀な「文系博士」の自殺を報じた朝日新聞の記事が大きな反響を呼んだ。
(略)
本件の場合、自殺の原因は人間関係の破綻であった可能性もあるが、女性が長期間にわたって苦しい生活を
続けていたことには違いない。昨年には、大学院を退学した男性が研究室で焼身自殺するという事件もあった。
当サイトの読者の男性も、上記の事例とやや似た境遇にある。大学院で文系(社会科学系)の博士号を取得後、
日本学術振興会の特別研究員に採用された。
(略)
採用期間中は高額の奨励金を得て、充実した研究生活を過ごすことができた。しかし、採用期間が終わると、
生活はたちまち一変した。
現在は母校で「研究員」という肩書だ。「研究員といっても、無給です。アカデミック・キャリア(研究者としての
経歴)が途切れないように、教授のご厚意で、このような形になっています」。主たる収入は他大学の非常勤講師と、
予備校の教師の仕事だ。だが、「非常勤講師の給与はお世辞にもいいとは言えません」。
(略)
研究者としての能力を活かせる就職先は限られている。常勤職が見つからず、不安定な生活を送る人も多い。情報提供者の
友人も博士号を取得後に研究関連の常勤職が見つからず、母校で事務のパート職員の仕事をしている。仕事の内容や待遇も、
他の職員と同じだ。
「学振(日本学術振興会の略称)の研究員の期間が終わって次の常勤職が見つからなかった時、絶望しました」。
特別研究員の任期が終わると、日本学術振興会から採用期間後の進路のアンケートが届いたそうだ。
それを見て、「たくさんのお金をいただいたのに職を得られなかったことへの申し訳なさと悔しさで、涙が出ました」。
とはいえ、研究職をまだ諦めることができない。50歳近くなって、ようやく専任の職を得た先輩もいる。
一方、「日本では『グローバル化の推進』といって海外から研究者を高条件でどんどん受け入れています。
外国人には金をどっさり配って、自分の国の若手研究者には冷たく厳しい。この国って、やっぱりおかしくないですか」と嘆く。
(略)
記事全文とそのほかの画像一覧 https://tanteifile.com/archives/13611