1: しじみ ★ 2018/07/27(金) 00:25:21.34 ID:CAP_USER
エーザイは26日、開発中のアルツハイマー治療薬の第2相臨床試験(治験)で認知機能の低下を抑える効果を確認したと発表した。
認知機能の低下などを30%近く抑えられたとしている。同社はこの結果を受けて、実用化に向けた最終段階の治験に取り組む方針。
米シカゴで開催中のアルツハイマー病協会国際会議で発表した。
米バイオジェンと共同開発する抗体医薬品「BAN2401(開発名)」で、
認知症の原因物質とされるタンパク質「アミロイドベータ(Aβ)」除去を狙う。
第2相治験は2012年~18年にかけ、日米欧などで856人を対象に実施した。
エーザイが開発した独自の評価指標で、プラセボ(偽薬)を投与した患者と比べて病気の進行が30%抑えられたという。
エーザイは1997年に国内勢初の認知症薬「アリセプト」を発売し、ピーク時には年3000億円超を売り上げた。
アリセプトは症状を和らげるのが限界で、進行を抑える効果はなかった。
アルツハイマー治療薬の開発は、大手各社の失敗が相次いでいる。
18年に入り米メルクが「ベルベセスタット」、米イーライ・リリーと英アストラゼネカが「ラナベセスタット」について、
十分な効果が見込めないとして最終段階の第3相治験の結果を受けて開発を中止した。
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33424050W8A720C1000000/
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認知機能の低下などを30%近く抑えられたとしている。同社はこの結果を受けて、実用化に向けた最終段階の治験に取り組む方針。
米シカゴで開催中のアルツハイマー病協会国際会議で発表した。
米バイオジェンと共同開発する抗体医薬品「BAN2401(開発名)」で、
認知症の原因物質とされるタンパク質「アミロイドベータ(Aβ)」除去を狙う。
第2相治験は2012年~18年にかけ、日米欧などで856人を対象に実施した。
エーザイが開発した独自の評価指標で、プラセボ(偽薬)を投与した患者と比べて病気の進行が30%抑えられたという。
エーザイは1997年に国内勢初の認知症薬「アリセプト」を発売し、ピーク時には年3000億円超を売り上げた。
アリセプトは症状を和らげるのが限界で、進行を抑える効果はなかった。
アルツハイマー治療薬の開発は、大手各社の失敗が相次いでいる。
18年に入り米メルクが「ベルベセスタット」、米イーライ・リリーと英アストラゼネカが「ラナベセスタット」について、
十分な効果が見込めないとして最終段階の第3相治験の結果を受けて開発を中止した。
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33424050W8A720C1000000/