博士ニートまとめ

博士を取りましたが進路が定まっておりません。
また、将来きちんと定職に就ける保証もありません。
私のような博士は多いはず。そのような場合でも生活ができるようにと考えて始めたまとめサイトです。
普通のまとめサイトとは異なり、自分で書いた記事も投稿していきます! もし不適切なところなどがありましたら、メニューバーのコンタクト、右カラム下側のメッセージや記事のコメント欄等に書いてお知らせください。できるだけ迅速に対処させていただきます。

    カテゴリ:科学 > 動物

    1: 朝一から閉店までφ ★ 2021/02/27(土) 22:23:48.93 ID:CAP_USER
    2021/02/27 21:05

     クルミを道路上に運び、車にひかせて割って食べるカラスが秋田県大仙市大曲金谷町の交差点に姿を見せている。2016年までの3年間、同様の“技”を持つカラスが市内の野鳥観察家に確認された後、4年間行方知れずになっており、専門家は同一のカラスとみている。

     同市北楢岡の野鳥観察家、鈴木三郎さん(73)が2月15日、同交差点で自分に近づいて来るカラスに気づいた。車に常備していたクルミを取り出して与えたところ、カラスは交差点内にクルミを運び、車にひかせて実をついばんだという。

     鈴木さんは14年2月、クルミを車にひかせて食べるカラスを同じ場所で初めて発見。その後、16年まで毎年2~3月になると、同じ行動をするカラスを同交差点で観察でき、自らクルミを与えることも多かった。しかし、17年から姿を見かけなくなり、鈴木さんはカラスが死んだ可能性もあると考えていた。

     今年は15日以降、毎日のように姿を見せており、カラスの行動研究などで知られる東大名誉教授(鳥類学)の樋口広芳さんが25日、大仙市を訪れ、鈴木さんとともにこのカラスを観察した。

     樋口さんは、自身がクルミを与えても警戒して取らず、鈴木さんのクルミのみ持ち去ることから、4年前と同じ個体だろうと推察した。「4年間の空白があっても人間を識別するのは驚きだ。クルミを上空から道路に落とし、車にひかせて食べるカラスは他にもいるが、車がクルミをひくように、交差点内を行き来してクルミの置き場所を修正する個体は例をみない」と語った。

    https://www.yomiuri.co.jp/national/20210226-OYT1T50261/

    【【鳥類学】 車にひかせて食事、「クルミ割り」カラス再び?…置く場所を修正する姿に学者も驚く】の続きを読む

    1: すらいむ ★ 2020/11/28(土) 16:57:47.64 ID:CAP_USER
    なぜネコは人間に「ニャー」と鳴いてくるのか?

     世界中で愛されているネコは見た目や動きだけでなく「声」もチャームポイントのひとつですが、この鳴き声はネコ同士のコミュニケーションにはあまり使われていません。
     ネコが人間のためだけに特別な鳴き声をあげる理由について、動物の行動に関する専門家であるマーサー大学のジョン・ライト氏が解説しています。

     Why do cats meow? | Live Science
     https://www.livescience.com/why-cats-meow.html

     子ネコは母親の注意を引くために鳴き声をあげますが、大人のネコ同士はコミュニケーションをとるために鳴き声を使うことは少ないそうです。
     ネコが人間相手にだけニャーと鳴く理由について、専門家であるライト氏は「人間の家畜となったことが原因」と説明しています。

     過去9000年間に存在した200匹以上のネコのDNA調査を行った2017年の研究では、「人間と共に暮らすネコ」が初めて誕生したのは紀元前8000年頃の古代アナトリアの肥沃な三日月地帯だとされています。
     肥沃な三日月地帯は人類が初めて農耕を行った地域であるため、この研究では農耕によって得られた穀物を食べるネズミを駆除したい人間とネズミを食べるネコの互恵関係が結ばれた結果、自然と「ネコの家畜化」が進んだと結論付けています。

    (以下略、続きはソースでご確認下さい)

    Gigazine 2020年11月27日 19時00分
    https://gigazine.net/news/20201127-why-cats-meow-to-human/

    【【動物】なぜネコは人間に「ニャー」と鳴いてくるのか?】の続きを読む

    1: しじみ ★ 2020/07/24(金) 08:36:38.49 ID:CAP_USER
    【7月21日 AFP】気候変動によりホッキョクグマが2100年までにほぼ絶滅すると予想した論文が20日、英科学誌ネイチャー・クライメート・チェンジ(Nature Climate Change)に発表された。

     論文によると、海氷の減少によりホッキョクグマが餌のアザラシを狩れる時間が減り、すでに悪循環に陥っている地域もある。体重が減ることで餌がない期間を生き残る可能性が低くなるという。

     今回の研究を発案した非営利団体ポーラー・ベアズ・インターナショナル(Polar Bears International)主任科学者のスティーブン・アムストラップ(Steven Amstrup)氏はAFPの取材に「解けた氷が再び凍り、狩りに出られるようになるまでの絶食期間が非常に長くなっている」と述べた。

     研究では、分析対象となった13の亜個体群のうち12について、温暖化が今のペースで進めば80年後までに絶滅すると予想。他の6つの亜個体群については、予測に必要なデータが得られなかった。

     北極圏の温暖化は、地球全体の2倍の速さで進んでいる。ホッキョクグマが絶滅の危機にあることは長く理解されてきたが、絶滅までの期間を特定したのは今回の研究が初めて。(c)AFP

    no title

    https://www.afpbb.com/articles/-/3294862

    【【動物】ホッキョクグマ、2100年までにほぼ絶滅 研究者ら予測】の続きを読む

    1: しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★ 2020/06/03(水) 17:17:03.27 ID:CAP_USER
    →アンボイナガイは特殊なインスリンを毒として使用する
    →毒インスリンは即効性があり極めて強力
    →毒インスリンの持つ即効性を取り入れたハイブリッドインスリンは人間にも優れた効果を発揮する

    アンボイナガイ(イモガイ科)は、狩りで強力な毒を使う「海の殺し屋」として知られています。
    no title


    アンボイナガイの分泌する毒の正体は強力なインスリンであり、その毒インスリンに触れた小魚は低血糖のショックを起こして気絶してしまうのです。

    そして気絶した小魚は、アンボイナガイによってゆっくりと丸呑みにされます。
    no title


    2015年にこの毒インスリンの存在が発見されてから、研究者たちは、この強力な毒インスリンを人間の糖尿病治療に役立てないか考えてきました。

    そして今回の研究によって、毒インスリンと人間のインスリンを合成したハイブリッドインスリンが作成され、ついにその目的を達成。この新しいインスリンは、毒のもつ即効性と人間に対する高い親和性を併せ持ち、優れた血糖低下作用を示したとのこと。

    しかしハイブリッドといっても、合成の方法は様々です。

    研究者たちはどのような方法で毒を薬に変えたのでしょうか?

    ■インスリンが毒になる仕組み

    人間の体の中で働くインスリンは通常、凝集された状態ですい臓に保管されています。
    no title


    そして血糖値の上昇を確認すると、凝集体から一つ一つ、インスリンが離れていき、血糖値を下げていきます。

    しかしこの凝集状態からの分離プロセスには1時間ほどの時間がかかることが知られており、食後の急速な血糖上昇にしばしば対応できません。

    一方、小魚狩りに使われる毒インスリンは、通常のインスリンに比べて非常に小さな構造をしていることが知られており、凝集体を作らず、小魚のエラから侵入すると即座に低血糖を誘発させます。

    この強力な即効性のお陰で、インスリンは毒として機能することができるのです。

    小魚専用だった毒インスリンを改造してヒトでの効果をもたせる

    ■小魚専用だった毒インスリンを改造してヒトでの効果をもたせる

    ただ残念なことに、アンボイナガイから毒インスリンを抽出しても、直ぐには人間には使えませんでした。
    no title


    アンボイナガイの毒インスリンは獲物である小魚に対して効き目を発生させるように特化して作られており、人間に対する効果は限定的だったからです。

    そこで研究者は、毒インスリンの効能部位を切り取り、人間のインスリンから凝集能力を奪ったものに結合させた、毒インスリンと人間のインスリンのハイブリッドインスリンを作りました。

    このハイブリッドインスリンは、ミニインスリンと名付けられ、ラットを使った実験において、通常の人間のインスリンと同じレベルの血糖低下作用を、より短時間で発揮できたとのこと。

    研究チームのChou氏は「ミニインスリンは既存のインスリンに比べて小さいため合成が容易であるだけでなく強力で即効性がある」と述べ、新世代の糖尿病治療薬になると期待をにじませました。

    また今回の研究は、思いもよらない生物が、人類の主要な疾患の治療薬を提供してくれることを示しました。

    このことは人類が、生物の種の保存の重要性を再考するきっかけになるかもしれません。

    今どこかでひっそりと絶滅した生物が、私たちの未来を救う生物だった可能性も十分に考えられるのです。

    研究結果はアメリカ、ユタ大学のXiaochun Xiong氏らによってまとめられ、6月1日に学術雑誌「Nature Structural&Molecular Biology」に掲載されました。

    A structurally minimized yet fully active insulin based on cone-snail venom insulin principles
    https://www.nature.com/articles/s41594-020-0430-8

    https://nazology.net/archives/61521
    【【研究】海の殺し屋”イモガイ”の「毒」が人間の糖尿病に効果あり! 毒薬変じて薬となる】の続きを読む

    1: しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★ 2020/05/29(金) 15:53:52.48 ID:CAP_USER
    新型コロナウイルスの影響で繁華街のゴミが減り、人間の居住区にも野生動物が出没し始めています。国によっては、キツネやヤギが都会をうろついている地域もあるようです。
    no title


    日本でも、ひと気のなくなった市街地にカラスが押し寄せつつあります。知能が高いカラスは、他の動物と違って厄介です。

    コロナの終息後、人が街に戻り始めたら、多くの動物たちは大人しく元の場所に帰ってくれるでしょうが、カラスはそうはいきません。

    米・ワシントン大学が2011年に発表した研究によると、カラスは攻撃をしてきた人の顔を記憶して、仲間に伝え広げることができるのです。

    さらに同研究では、カラスの恐るべき執念深さが明らかにされています。

    ■カラスは「危険人物」の顔を記憶できる

    この研究は、野生のカラスを5年間にわたり追跡調査したものです。

    研究チームは、シアトル近郊の5ヶ所でそれぞれ、野生のカラスを7〜15羽ほど捕獲し、一時的に檻に入れてバンドで縛り、それから野生に帰しました。カラスを捕獲する際、研究員は人の顔をかたどったゴムマスクを装着しています。

    カラスが檻の中で捕獲されている間、仲間はその周囲を飛び回って、警戒音のような鳴き声を発していました。

    その後、ゴムマスクに対するカラスの反応をテストした結果、最初の2週間、マスクをつけた研究員は、5ヶ所で遭遇した約26%のカラスに敵意を抱かれ、攻撃対象にされたのです。

    マスクを別の顔に取り替えると、カラスの攻撃は急に止み、まったく反応しなくなりました。

    これはカラスが、捕獲した人の顔を覚えていることを証明しています。
    no title


    ■カラスは危険人物の情報を仲間に拡散する

    調査期間が長くなるにつれて、マスクに攻撃を仕掛けるカラスの数は増えていきました。

    実験開始から1年後には約30%、3年後には約66%のカラスが攻撃に参加したのです。その割合は、時間が経つごとに増え続けています。

    また興味深いことに、カラスの敵意は、マスクを定期的に見なくても持続していました。実験では、マスクを1年ほど見せていなかったにもかかわらず、そのマスクに遭遇した途端、カラスたちは即座に攻撃を開始したのです。

    これはカラスが、危険人物の情報を仲間に拡散できること、および驚異的な長期記憶を持つことを意味します。

    さらにチームは、捕獲時の後に生まれたカラスたちが、マスクにどう反応するかも調べました。

    結果、若いカラスたちは、親や仲間たちがマスクに攻撃するのを見て、自らもマスクに敵意を抱くようになったのです。その傾向は、親鳥と離れて自立した後でも継続していました。

    一族の恨みは後の世代に綿々と受け継がれていたのです。

    どうやら市街地のカラス対策は、穏便に行ったほうが良さそうです。

    研究は、2011年6月29日付けで「Proceedings of the Royal Society B」に発表されたものです。

    https://nazology.net/archives/61052
    【【生物】カラスは「危険人物」の顔を覚えて、仲間に拡散できるという研究】の続きを読む

    1: 朝一から閉店までφ ★ 2020/04/21(火) 19:02:12.12 ID:CAP_USER
    2020.04.10 FRI 12:00

    クラゲに電気装置を取り付けて、その遊泳速度を3倍に増大させたという研究成果が発表された。この一見シンプルに見える研究が、ロボット工学におけるエネルギーの問題への新たなアプローチとして注目されている。これにより、いつの日か海を漂う“脳をもつクラゲ”たちが、水質調査のためのセンサーネットワークとなる日がくるかもしれない。

    TEXT BY MATT SIMON
    TRANSLATION BY MIHO AMANO/GALILEO

    この言い方に悪気はないのだが、ロボット工学者は動物界において何の成果も得られていない。鳥は難なく空を飛び回るのに、人工のドローンは空から真っ逆さまに落ちる。人間は2本足で優雅にバランスをとるが、ヒト型ロボットはぶざまに倒れてしまう。ロボット工学者たちが進化の驚異に近づくには、膨大な努力が必要なのだ。

    しかし、勝てないなら“ハック”してしまう手もある。カリフォルニア工科大学とスタンフォード大学の研究者は、科学技術誌『Science Advances』で2020年1月29日に発表した論文で、クラゲにマイクロチップと電極を取り付けて、遊泳速度を大幅に速めた仕組みについて説明している。

    秒速2cmだったクラゲの遊泳スピードを秒速6cmまで速めたこの仕組みは、バイオニッククラゲへの第一歩だ。科学者たちは、このクラゲを海の水質をサンプリングするための浮遊するセンサーネットワークとして利用するかもしれない。より広い意味で言えば、地球上に生命が誕生して以来、進化の過程で生まれなかった力を動物に与えるための動きだとも言える。




    クラゲが「最適な被験者」である理由
         ===== 後略 =====
    全文は下記URLで
    https://wired.jp/2020/04/10/a-bionic-jellyfish/
    【生きたクラゲを電気的に“ハック”して3倍速で泳がせる: 驚きの実験がロボット工学にもたらす可能性(動画あり)】の続きを読む

    このページのトップヘ