1: ごまカンパチ ★ 2019/09/14(土) 16:44:06.81 ID:WEyN2K269
https://withnews.jp/article/f0190914003qq000000000000000W06910101qq000019829A
マンボウは本気を出すと……? 海遊館(大阪市)のTwitterアカウントが「#共感してもらえない事」のハッシュタグとともに、投稿した動画が話題です。
水族館の中でも、ゆっくり、穏やかに泳ぐイメージが強いマンボウ。動画では、エサに向かって想像以上の速さで泳ぐマンボウの姿が確認できます。
意外なマンボウの能力について、海遊館の広報担当者とマンボウの研究者に聞きました。
■「本気のマンボウ」に驚きの声
9月13日、Twitterではそれぞれの意外な一面や、周囲に共感されづらい意見を告白する「#共感してもらない事」というハッシュタグがトレンド入りしていました。
そこに現れたのは、「マンボウは本気を出すと早く泳げる」という文言とともに、海遊館のTwitterアカウントが投稿した動画。
水面に投げ入れられたエサに向かって、複数のマンボウが背びれと臀(しり)びれを素早く動かして集まってくる様子が映されています。
投稿から4時間で、リツイートは約2,500件、いいねは約6,600件集まっています。
マンボウの意外な一面に、「速っ!」「そんなにパタパタできたんかおまえ…」「何十回と海遊館行ってるけど見たことない光景」など、
驚きの声が上がっています。
■撮影されたのは2014年の春
「『#共感してもらえない事』がたくさん投稿されていることを知り、海遊館広報チームのメンバーで、何か海遊館らしい内容はないかな?と相談しました」
海遊館の広報担当者が、投稿の経緯を教えてくれました。「いくつか出てきたアイデアのひとつが、マンボウの泳ぎ方に関する内容でした」
担当者によると、この動画は2014年の春に撮影されたものだそうです。
映っているのは、海遊館で展示する生き物の収集や飼育をおこなう研究所「大阪海遊館海洋生物研究所」(高知県土佐清水市)で、
飼育されているマンボウたちです。
マンボウたちが食べているのは、エビのむき身、イカ、魚肉を細かくすりつぶして、お団子状にしたもの。
自然では甲殻類やクラゲ状の生き物を食べるとされる、マンボウの食性に合わせてつくられています。
このお団子がかなりの好物なのか、動画では画面内に収まりきらない距離からも、マンボウが集まってきています。
■マンボウ「取り立てて遅いわけじゃない」
それにしても、穏やかなイメージのマンボウが機敏に泳いでいるのは意外です。マンボウはどれくらいの速さで泳いでいるのでしょうか。
マンボウを研究し、マンボウを解説する一般書「マンボウのひみつ」(岩波ジュニア新書)著者の澤井悦郎さんに聞きました。
澤井さんによると、
「実は、マンボウは一部のサメと同じくらい速く泳げるんです。なので、マンボウより泳ぎが遅い魚はたくさんいます。マンボウが取り立てて遅いわけではありません」。
生き物に記録計をつけて調査する「バイオロギング」という研究手法によって、近年、マンボウの行動が明らかになってきたといいます。
それによると、マンボウの平均遊泳スピードは時速約2.2kmで、バショウカジキ(時速約2.3km)や一部のサメと同程度のスピードが出せることがわかっています。
また、マンボウの最大遊泳スピードは時速約8.6km。
遊泳なので速さがわかりづらいですが、「マンボウのひみつ」では、世界記録を持つ競泳選手と比べています。
50m自由形の世界記録を持つ、フランスのフローラン・マナドゥ選手のタイムを時速に変換すると、8.9km/h。
マンボウの方がやや遅いですが、匹敵する速さであることがおわかりいただけると思います。
澤井さんは「マンボウの体が大きくなればなるほど、ヒレが大きくなり、推進もパワフルになるので、更に速く泳げる可能性がある」と話します。
※中略
マンボウといえば、「海上でジャンプして着水の衝撃で死ぬ」「海底に潜水して、寒さのあまり死ぬ」など、インターネット上で
「死にやすい・弱い生き物」という噂が広がっています。今回の動画でも「本気出して死なない?」という反応もありました。
しかし、これらマンボウの「最弱伝説」のほとんどはまったくのウソか、事実をおおげさに解釈したものです。
※続きはソースで
動画
https://www.youtube.com/watch?v=98yQdXYg4LM
【【話題】マンボウ、速いじゃん! 本気出した動画が話題、世界記録の選手並み 「最弱伝説」のほとんどはウソ (動画あり) 】の続きを読む
マンボウは本気を出すと……? 海遊館(大阪市)のTwitterアカウントが「#共感してもらえない事」のハッシュタグとともに、投稿した動画が話題です。
水族館の中でも、ゆっくり、穏やかに泳ぐイメージが強いマンボウ。動画では、エサに向かって想像以上の速さで泳ぐマンボウの姿が確認できます。
意外なマンボウの能力について、海遊館の広報担当者とマンボウの研究者に聞きました。
■「本気のマンボウ」に驚きの声
9月13日、Twitterではそれぞれの意外な一面や、周囲に共感されづらい意見を告白する「#共感してもらない事」というハッシュタグがトレンド入りしていました。
そこに現れたのは、「マンボウは本気を出すと早く泳げる」という文言とともに、海遊館のTwitterアカウントが投稿した動画。
水面に投げ入れられたエサに向かって、複数のマンボウが背びれと臀(しり)びれを素早く動かして集まってくる様子が映されています。
投稿から4時間で、リツイートは約2,500件、いいねは約6,600件集まっています。
マンボウの意外な一面に、「速っ!」「そんなにパタパタできたんかおまえ…」「何十回と海遊館行ってるけど見たことない光景」など、
驚きの声が上がっています。
■撮影されたのは2014年の春
「『#共感してもらえない事』がたくさん投稿されていることを知り、海遊館広報チームのメンバーで、何か海遊館らしい内容はないかな?と相談しました」
海遊館の広報担当者が、投稿の経緯を教えてくれました。「いくつか出てきたアイデアのひとつが、マンボウの泳ぎ方に関する内容でした」
担当者によると、この動画は2014年の春に撮影されたものだそうです。
映っているのは、海遊館で展示する生き物の収集や飼育をおこなう研究所「大阪海遊館海洋生物研究所」(高知県土佐清水市)で、
飼育されているマンボウたちです。
マンボウたちが食べているのは、エビのむき身、イカ、魚肉を細かくすりつぶして、お団子状にしたもの。
自然では甲殻類やクラゲ状の生き物を食べるとされる、マンボウの食性に合わせてつくられています。
このお団子がかなりの好物なのか、動画では画面内に収まりきらない距離からも、マンボウが集まってきています。
■マンボウ「取り立てて遅いわけじゃない」
それにしても、穏やかなイメージのマンボウが機敏に泳いでいるのは意外です。マンボウはどれくらいの速さで泳いでいるのでしょうか。
マンボウを研究し、マンボウを解説する一般書「マンボウのひみつ」(岩波ジュニア新書)著者の澤井悦郎さんに聞きました。
澤井さんによると、
「実は、マンボウは一部のサメと同じくらい速く泳げるんです。なので、マンボウより泳ぎが遅い魚はたくさんいます。マンボウが取り立てて遅いわけではありません」。
生き物に記録計をつけて調査する「バイオロギング」という研究手法によって、近年、マンボウの行動が明らかになってきたといいます。
それによると、マンボウの平均遊泳スピードは時速約2.2kmで、バショウカジキ(時速約2.3km)や一部のサメと同程度のスピードが出せることがわかっています。
また、マンボウの最大遊泳スピードは時速約8.6km。
遊泳なので速さがわかりづらいですが、「マンボウのひみつ」では、世界記録を持つ競泳選手と比べています。
50m自由形の世界記録を持つ、フランスのフローラン・マナドゥ選手のタイムを時速に変換すると、8.9km/h。
マンボウの方がやや遅いですが、匹敵する速さであることがおわかりいただけると思います。
澤井さんは「マンボウの体が大きくなればなるほど、ヒレが大きくなり、推進もパワフルになるので、更に速く泳げる可能性がある」と話します。
※中略
マンボウといえば、「海上でジャンプして着水の衝撃で死ぬ」「海底に潜水して、寒さのあまり死ぬ」など、インターネット上で
「死にやすい・弱い生き物」という噂が広がっています。今回の動画でも「本気出して死なない?」という反応もありました。
しかし、これらマンボウの「最弱伝説」のほとんどはまったくのウソか、事実をおおげさに解釈したものです。
※続きはソースで
動画
https://www.youtube.com/watch?v=98yQdXYg4LM