博士ニートまとめ

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また、将来きちんと定職に就ける保証もありません。
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    カテゴリ:科学 > 遺伝子

    1: かわる ★ 2021/09/05(日) 14:08:57.89 ID:dF00j2yz9
    英国は遺伝操作を行った小麦の栽培実験を行うはじめての国となる。この小麦は、パンを焼く時に潜在的に有害な物質となるアクリルアミドに変換されるアミノ酸であるアスパラギンが低レベルで含まれている。タイムズ紙が報じた。

    野外での新しいタイプの小麦の栽培実験は、ハートフォードシャー州のロザムステッド農事試験場で2026年まで実施されることが予定されている。

    がん
    © CC BY-SA 2.0 / ED UTHMAN / SQUAMOUS CELL CARCINOMA, BRONCHIAL WASHING, PAP STAIN
    乳がん細胞がほぼ完全に死滅 がんの新しい治療法を研究者が開発

    報道によれば、アクリルアミドによりマウスはガンを発症するが、人間でも「ガンを発症させる可能性」があると考えられている。
    プロジェクトを指導するナイジェル・ハルフォード教授によると、この試験の目的は、植物の遺伝物質に新たな特性を加えることなく、遺伝子組み換えではない、より健康に良い小麦を育てることにあるという。このアプローチでは、小麦のすべての変化はナチュラルな突然変異の結果として発生する。

    小麦の遺伝子はCRISPR技術を使って編集が行われた。この技術によりグルテンアレルギーのある人にとって無害な小麦の栽培がすでに行われている。
    https://jp.sputniknews.com/archive/

    【【ゲノム編集 cas9】遺伝操作を行ったガンのリスクを低減する小麦の栽培が世界で初めて開始】の続きを読む

    1: すらいむ ★ 2020/08/20(木) 11:14:32.98 ID:CAP_USER
    ノーベル賞最有力候補「ゲノム編集」が本命とは言えない理由

    ■なぜゲノム編集研究はノーベル賞受賞を逃しているのか

     ゲノム編集は、生物の遺伝情報を正確に改変できるバイオテクノロジーである。
     この技術にノーベル賞が授与されることを疑うライフサイエンス研究者はおそらくいない。

     しかしゲノム編集が、ここ2、3年、筆頭候補として挙げられ、メディアからも9月になると毎年のように問い合わせを受けるが、連続して受賞を逃している。
     これだけの技術なのだから、開発されて日が浅くても受賞してもおかしくないのになぜ? と、研究者を含めて多くの人が疑問に思っているかもしれない。

     しかし、これにはいくつかの理由が考えられる。
     1つには、ゲノム編集の技術の権利関係が非常に複雑で、基本特許について裁判が複数の国で続いていることがあげられる。

     米国カリフォルニア大学バークレー校(以下UCバークレー)のジェニファー・ダウドナ博士と独国マックスプランク研究所のエマニュエル・シャルパンティエ博士は2012年に画期的なゲノム編集ツールであるクリスパー・キャス9を開発した。
     ほぼ同時期にリトアニアのビリュニュス大学のビルギニユス・シクスニス博士も開発を発表した。

     加えて、世界のゲノム編集研究者がクリスパー・キャス9の開発に乗り出し、米国ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が共同運営するブロード研究所(以下ブロード研)が次々とクリスパーに関連する技術開発を進めてきた。

     ノーベル賞候補者としては、前述のダウドナ博士とシャルパンティエ博士、シクスニス博士に加えて、ブロード研のフェン・チャン博士があげられる。

    (以下略、続きはソースでご確認下さい)

    現代ビジネス 8/20(木) 11:01
    https://news.yahoo.co.jp/articles/09a390ccb689dcc922168893a552dd7f01ebfcf1

    【【生命科学】“最有力候補”、『ゲノム編集』はなぜノーベル賞受賞を逃しているのか】の続きを読む

    1: しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★ 2020/03/12(木) 23:29:27.18 ID:CAP_USER
    親が獲得したストレスに耐える力は子孫にも伝わる――。理化学研究所の研究チームが、その仕組みの一端を線虫を使った実験で明らかにした。親の遺伝子の働き方を変えて、ストレス耐性を高めて平均寿命を延ばすと、子どもの平均寿命も延びた。11日、米科学誌セルリポーツに発表する。

     最近、さまざまな生物で、環境のストレスによって獲得した性質が子孫に伝わるという報告がある。獲得した性質は遺伝しないという概念を覆してきている。

     研究チームはその仕組みとして、「エピジェネティック情報」に注目した。細胞の核の中で、DNAが巻き付いているたんぱく質に、「目印」となる化学物質を付けたり取ったりすることで、複数の遺伝子の働き方を変化させる。この目印の情報をエピジェネティック情報と呼ぶ。エピジェネティック情報を変化させると、DNA配列を変化させずに、遺伝子の働きを変えられる。

     研究チームは、線虫の腸で特定のエピジェネティック情報を変化させて、複数の遺伝子の働きを変え、ストレス耐性がどうなるかを調べた。

    no title


    朝日新聞デジタル
    https://www.asahi.com/articles/ASN3C4JHNN3BPLZU001.html
    【【遺伝】親が獲得したストレス耐性、子に遺伝 理化学研が発表へ】の続きを読む

    1: ジョフロイネコ(東京都) [ヌコ] 2019/09/06(金) 21:28:03.72 ID:F5rxo2Mw0 BE:306759112-BRZ(11000)
    ヒトのDNAの中に左利きと関わる遺伝的指令が組み込まれていることを、英オックスフォード大学の研究チームが初めて発見した。

    この指令は、脳の構造や機能、特に言語をつかさどる部分にも深く関係しているという。

    研究チームはによると、左利きの人はこの指令によって、他の人よりも言語能力が発達する可能性がある。

    しかし、利き手と脳の発達の関係には、まだ多くの謎が残る。


    何が分かったのか

    人間の10人に1人が左利きだ。

    双子の研究によって、両親から受け継いだDNAがなんらかの形で、利き手の決定に関係していることがすでに分かっている。

    しかし、その詳細はやっと少しずつ分かってきたばかりだ。

    研究チームは今回、医療研究用のデータベースとして40万人分のDNA情報を調査・記録している調査団体「UKバイオバンク」のデータを調べた。
    それによると、40万人のうち左利きはわずか3万8000人強だった。

    その後、研究者は利き手の違いとDNAの違いに照らし合わせ、DNAのどの部分がどうなっていると人は左利きになるのか探り当てようとした。

    学術誌「Brain」に掲載された論文によると、左利きに関係する領域は4つ見つかった。

    研究チームのグエネル・ドゥオー教授はBBCニュースの取材で、
    「この調査によって初めて、利き手の決定には遺伝的要因が関係すると分かった」と話した。



    「左効き遺伝子」を発見、脳の構造に影響も
    http://www.bbc.com/japanese/49603368
    【「左効き遺伝子」を発見、脳の構造に影響も 】の続きを読む

    1: 樽悶 ★ 2019/04/06(土) 18:36:27.52 ID:maMwplcl9
    no title


    ※省略

    『Nature Communications』にこのほど掲載された新たな研究結果は、あなたを朝きちんと起きられる人に変えるまでの力はないだろう。しかし、なぜ朝型人間と夜型人間にわかれるのか、その謎を解く手がかりを与えてくれる。研究結果によると、朝型人間と夜型人間の違いは「何をしているのか」ではなく、遺伝子によって決まるのだという。

    これはすでに、ある程度わかっていたことだ。過去の研究では、人間の体内時計を制御する遺伝子が計24個あることがわかっている。体内時計とは人間の体内で起きる睡眠と覚醒のサイクルのことで、「概日リズム」とも呼ばれている。

    そして3人の生物学者が2017年、体内時計をコントロールする時計遺伝子「Period」を発見し、ノーベル生理学・医学賞を受賞した。Periodは、あるタンパク質を夜間につくることで、「眠る時間だ」と知らせてくれる。そして日中になると、この活性が低下する。

    ■時計遺伝子と朝型人間

    Periodは24個とされた時計遺伝子のひとつだったが、今回の研究によってこの数は351個になった。英国のエクセター大学医学部で生命情報科学を専門とし、この研究を率いたマイケル・ウィードンは次のように話している。

    「もっている時計遺伝子の数によって、朝型の度合いが決まります。研究からわかったことは、351個ある時計遺伝子のうち最も多くもっている上位5パーセントの人は、最も少ない下位5パーセントの人と比べて、平均で25分早く眠りにつくということです」

    言い換えると、早く眠りにつきたくなる人も、夜に能率が上がると感じる人も、すべて351個の遺伝子で決められている。このため本人にはどうしようもない、ということなのだ。

    ※省略

    ■体内時計のメカニズム

    厳密に言うと、視床下部の視交叉上核(suprachiasmatic nucleus:SCN)と呼ばれる領域にマスタークロックがあり、ここで時計遺伝子が活動している。視交叉上核には“振り子”があって、これが周囲の環境から放たれるさまざまな信号を受け取り、1日のうちでいま何時かを体に“セットする”と考えられているのである。

    視交叉上核が受け取る信号のひとつは光だ。例えば、網膜が「夜だ」と信号を送ると、脳はメラトニンと呼ばれる眠りを誘うホルモンを分泌する。

    ウィードンとジョーンズの研究で、朝型人間の遺伝子が網膜に集中していることがわかったのは重要だ。光の信号を処理するメカニズムや、その結果「寝る時間だ」と体に信号を送る(あるいは送らない)仕組みは、本質的に遺伝子によって決められている。

    ※省略

    ■夜型とメンタルヘルス

    つまり、夜型か朝型かをコントロールする術を、わたしたちはもっていない。それが、この研究結果の興味深い点といえる。なぜなら、夜型の生活を送ることは、うつ病や統合失調症といったさまざまな精神疾患に広くかかわっているとされているからだ。昨年の報道によると、うつ病や双極性障害になる確率や孤独感にさいなまれる確率は、いずれも夜間に活動量が多いと報告した人たちに高い傾向が見られた。

    ※省略

    ■遺伝子には逆らえない

    今後は、ライフスタイルと遺伝的傾向のミスマッチによって精神疾患が生じる可能性があるかどうかに目を向けるべきだろう。朝型の遺伝子をもつ人は、現代社会で言うところの朝9時から夕方5時までを軸としたライフスタイルに適応しやすいという点において、ジョーンズとウィードン双方の意見は一致している。

    自分の遺伝子に逆らうことが精神的にいいはずはないのだ。そして、これを確かめるのが、研究者の次の課題となる予定である。

    将来的には、定時ではない時間帯で能率が高まる人がいるという事実を踏まえて、より柔軟なフレックスタイム制の導入を正当づけることができるだろう。生産性を高めるだけでなく、働く人の精神面における健康を促進することにもつながる。

    とはいえ、これはまだ長期目標だ。だから、個人の体内時計の特性を評価するミュンヘンクロノタイプ質問紙(Munich ChronoType Questionnaire: MCTQ)に飛びつくのは少し気が早いだろう。ちなみにウィードンによれば、MCTQは朝型人間か夜型人間を見極められる「金字塔」といえる評価方法だ。

    自分が朝型か夜型かを判断する最適な方法は、自身の気持ちに意識を傾けることだと、ウィードンは言う。毎日オフィスで眠気と戦っている午後3時に、罪の意識にさいなまれることなく昼寝できる日が近づいているかもしれない。

    4/6(土) 12:11配信
    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190406-00010001-wired-sctch
    【【研究】すべては遺伝子で決められている?「夜型人間」が努力しても、決して「朝型」になれない 遺伝子に逆らうと精神疾患に… 】の続きを読む

    1: しじみ ★ 2019/03/28(木) 15:50:34.19 ID:CAP_USER
    ジョージ・チャーチ教授率いるハーバード大学の研究チームは、これまでで最多となる1万3200もの遺伝子編集を1つの細胞に対して実施した。最終的には、あらゆるウイルスに対して免疫を持つ人間移植用の臓器や組織の作製を目指すという。

    遺伝子編集ツール「クリスパー(CRISPR)」の発明によって、科学者たちはゲノムの特定の箇所のDNAを改変できるようになった。しかし、CRISPRによる精密な修正は、一度に1カ所ずつしかできないことが多い。

    それが過去の話になる日も、そう遠くないかもしれない。ハーバード大学の研究チームが、CRISPRを用いて、遺伝子編集技術の分野において史上最多となる1万3200もの遺伝子編集を、1つの細胞に対して実施したことを発表した。

    遺伝学者のジョージ・チャーチ教授が率いる同研究チームは、現在よりはるかに大規模な遺伝子の書き換えの実現を目指している。最終的に人間までをも含む種の「根本的な再設計」につながる可能性があるという。

    大規模な遺伝子編集はこれまでにも試されてきた。2017年、ポール・トーマス教授が率いるオーストラリアの研究チームは、マウスのY染色体に複数の遺伝子編集を施して、Y染色体の存在を消すことに成功した。この手法は、余分な染色体により引き起こされるダウン症候群の治療に使える可能性があると目されている。

    no title

    https://www.technologyreview.jp/s/132759/genome-engineers-made-more-than-13000-crispr-edits-in-a-single-cell/
    【【ゲノム編集】「一塩基編集」で1万超の遺伝子を改変、ハーバード大が新記録 】の続きを読む

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