一方で、子どもの学力、特に国語力は低下しています。 OECDが実施している15歳の子どもたちを対象にした学習到達度調査のPISA(Programme for International Student Assessment)では、 2000年の調査では数学的リテラシー1位、科学的リテラシー2位、読解力8位とトップクラスだったのに対し、 2003年には科学的リテラシーは2位を維持したものの、数学的リテラシー6位、読解力14位となりました。 2003年の結果は「PISAショック」と言われ、ゆとり教育の見直しが始まり一時期は順位も回復傾向にありましたが、 2018年は、数学的リテラシー6位、科学的リテラシー5位、読解力は15位。読解力は相変わらず低レベルのままです。